疾病の成り立ち 1
①循環器疾患について
狭心症による胸痛は一過性である
※拡張型心筋症では心室の壁が薄くなる
感染性心内膜炎の原因菌として黄色ブドウ球菌やレンサ球菌がある
②脳神経疾患について
※膠芽腫は中高年の小脳に好発する悪性腫瘍である。
⇒小児は髄芽腫が好発する。
アルツハイマー病では大脳皮質の萎縮がみられる
筋萎縮性側索硬化症では運動神経が障害される
③消化器疾患について
※胃潰瘍はヘリコバクター・ピロリ感染と関連する
線維の増生を伴う硬がん(スキルス胃がん)は予後が良不良である
潰瘍性大腸炎では 潰瘍が特徴的である
大腸がんはS状結腸と直腸に発生することが多い
④呼吸器疾患について
肺の扁平上皮がんや小細胞がんは喫煙と関連する
気管支喘息の発作では気管支が収縮する
⑤※尿崩症 抗利尿ホルモンの分泌低下
アジソン病 コルチゾールの分泌低下
Ⅰ型糖尿病 インスリンの分泌低下
⑥腫瘍について
※良性腫瘍は浸潤性に増加しない
肉腫とは非上皮性の悪性腫瘍である
転移には血行性、リンパ性、播種性がある
がんの進行度の評価にはTNM分類が用いられる
⑦組織診は 固定液にはホルマリン液を用いる
⑧壊死物質を除去する細胞はマクロファージである
⑨ウィルヒョウ転移を生じる部位は 左鎖骨上窩リンパ節である
⑩免疫担当細胞とその機能との組み合わせで正しいのは
単球
※好中球 貪食作用
形質細胞
Bリンパ球
⑪肺炎について
※大葉性肺炎は主に肺炎球菌を原因とする
院内肺炎は入院後 時間以内に新たに発症したものをいう
⑫急性糸球体腎炎の主な症状は 浮腫
⑬先天性異常について
先天性風疹症候群では
マルファン症候群は
※ダウン症候群は21トリソミーにより生じる
クラインフェルター症候群は
⑭損傷の修復について
※肉芽組織は新生毛細血管が豊富である
瘢痕組織は
中枢神経細胞は
治癒過程は
⑮塞栓症の原因で最も多いのは 血栓である
⑯アレルギーについて
Ⅰ型は 関与する
Ⅱ型は
※Ⅲ型の代表疾患に全身性エリテマトーデス(SLE)がある
Ⅳ型
⑰腫瘍について
良性腫瘍は転移しない
※膨張性増殖と浸潤性増殖の2種類がある
胃がんの血行性転移をウィルヒョウ転移という
腫瘍細胞の異形成良性は軽度である
⑱肺がんについて 扁平上皮がんは喫煙との関係が深い
⑲腫瘍について
※シュニッツラー転移は播種性転移でダグラス窩へ転移する原発巣は胃がんが多い
肺がんは男性に多い
腫瘍の発生原因のひとつとしてウイルスがあげられる
非上皮性悪性腫瘍(悪性非上皮性腫瘍)は肉腫という
⑳浮腫について
細胞
腎性浮腫は
※肺に生じた場合は呼吸困難を招く
炎症性浮腫により生じた滲出液は