見た目ベテラン師長ですが看護学生でした!今は違いますけど!

看護学校に通っていました。日々の勉強について綴り、過去の仕事についての記録も。

ドクター VS pt

静かに診察をされるドクターKのアシスタントの日のこと。
横で何やら言い合い納得いただけるようご説明をされるドクターI。

 

「とにかく先生はマーカー検査をしてくれればいいんです!患者の願いです。権利です!」

 

何事ですか??

 

 

こちらの診察室は落ち着いていらので3歩ほどドクターIの診察室へ近づいてみた。

 

 

どうやら腫瘍マーカーで癌かどうか診断できると思い込んでいる様子。

マーカー一つで癌とは診断できませんよ。

一生懸命説明するI先生。

 

こんなにお願いしてるんですよ

 

腫瘍マーカーをする根拠がありませんのでできません

 

根拠はあります

健康診断や他の病院で腫瘍マーカーをしたら数値が高くて、大学病院を受診した時に今度ここへ診てもらいに行く話をしたら、こちらに受診した時に腫瘍マーカーをしてもらいなさいと言われたんです。

 

あ。

またか。

ややこしく面倒なご自愛されているpt

 

某大学病院で、今度ここに来院すると言ったら「じゃぁそこで腫瘍マーカーをしてもらったらいい」と厄介払いされたってことでしょ?

 

ドクターIはイラっとされてましたし、私も内心イラっとしました。

病院はサービス業じゃありません。症状があって初めて検査するんです。検査をして欲しいからって来院されても困ります。

健康な人のしたい検査をしてくれるのは健康診断であって、医療保険を使えませんよ?

通常、検査をするには根拠となる症状等がが必要ですので、紹介状や他の検査結果などを踏まえてそれ以外の検査をして別の角度からみましょう、という話になります。

でないと国保や社保から査定や減算されます。

 

ずっと話が堂々巡りでした。pt曰く、

医者は患者の訴え通り検査すればいいのよ!

ということらしいです。

 

目安に過ぎないのにね〜

初めてここに来て僕と初めて会って腫瘍マーカーはできませんよ。

と言えば

前にここに来たことがあります。(内科部長)◯◯先生に診てもらいました。(電カルを指し)ここにその時の検査結果があるでしょう!見てみてください!

と5年も前に来院されたことを言い出す始末。

 

I先生は絶対に負けたくないのでしょうね。笑

一歩も引かないので、こういう時の対処をする方が出て来られ、先生をなだめて検査したようです。

 

そして検査後のバトル第2弾結果説明でもすったもんだしましたよw

 

結果、数値が高くて

ほら!!高いでしょう!何でなんですか!?

いや、だから〜

これだけじゃわからないって初めから言ってるでしょう?!

 

お疲れさまでした〜