見た目ベテラン師長ですが看護学生でした!今は違いますけど!

看護学校に通っていました。日々の勉強について綴り、過去の仕事についての記録も。

入梅

今週のお題「雨の日の過ごし方」

「変わってるね」
とよく言われるけれど、私は雨の日が好きです。
なぜなら、雑多な日常を洗い流してくれるかのような気持ちになるからです。
特に、朝起きたときに雨が降っていたけれど午後4時頃に雨はやみ、曇り空をみながら少し暗めの空に雨雲が少し残っている情景はなんともいえないメランコリックな気持ちになります。

精神看護の授業では心の健康について学んでいます。
患者の心理も同時進行になりました。
私が10代から興味のあった心が及ぼす影響についての分野になるのでしょうか。
大学時代は倫理の授業を受けていた時にわくわくしていたのを思い出します。
哲学を読み始め次に心理学を実社会で応用して考えていき、倫理学の授業を受けました。
個人の「倫理感」というものは生まれてから生きている間ずっと常に変化していくように思います。

今の私の倫理感は全てを自分の尺度で測らない、ということを念頭に自己の基準はある程度決めています。
これを臨床で応用していかなければ、と思っています。
あくまでも理想は理想で、と思ってはいますがどうでしょうね~

人の心はこうしたからこうなる、という単純なものではなく、多様な答えが不意をついて現れるもの。
一般的にはこういう答えが多く、他は稀だから間違いとしてはいけないと思うのです。
私の「雨の日が好きだ」という答えにおいて、患者と看護師の会話では否定してはいけないものだと思うのです。
ギラギラ太陽が輝く夏日を思わせる5月に、鬱の友人は「滅入る」と言っていました。
感じ方は人それぞれだということを念頭に置いて実習に行きます。

患者との会話では
事実を述べる⇒反応をみる⇒その反応を受け入れる⇒様子をみる
で、すすめるよう心がけています。
今日は雨が降ってますね~⇒雨は嫌いだ⇒「体がベタベタしますよね」と事実を述べ、雨が嫌いな理由を聞いてみる⇒雨の日の嫌な思い出などが出てくるかもしれない

記録が大変だけどこういうやり取りが好きなので早く実習に行きたいな~