見た目ベテラン師長ですが看護学生でした!今は違いますけど!

看護学校に通っていました。日々の勉強について綴り、過去の仕事についての記録も。

病理学とは(1)最終診断学ともいう

①病の理を研究する学問である。
病態生化学・病態生理学・形態病理学とも呼ばれている。

②人体病理学とは3つに分けられる。
病理解剖学・外科病理学・細胞診断学(診断病理学)

③病気の種類とその要因は、
退行性病変・進行性病変・循環障害・炎症・腫瘍など

④疾病の成り立ちにかかわる事柄に病因という内外の因子がある。
主な臓器に引き起こされる病変として、
系統 -主な臓器        (循環障害-炎症)   腫瘍
循環器-心臓・血管       (心筋梗塞-心筋炎)  心臓腫瘍
呼吸器-肺           (肺うっ血-肺炎)   肺がん
消化器-食道・胃・大腸・肝臓など(腸管閉塞-肝炎)   胃がん・大腸がんなど
造血器-骨髄・リンパ節     (    -リンパ節炎)白血病悪性リンパ腫
泌尿器-腎臓・膀胱       (腎梗塞-腎炎・膀胱炎)腎がん・膀胱がん
神経 -脳・脊髄        (脳出血-脳髄膜炎)  脳腫瘍
生殖器-子宮・精巣・乳腺など  (    -精巣炎)  子宮筋腫乳がん
内分泌-下垂体・甲状腺     (    -甲状腺炎) 下垂体腺腫・甲状腺がん

⑤内因は素因ともいい、感受性、罹病性ともよばれ、生体側(主に遺伝性疾患)にあって病気を引き起こす。
代謝フェニルケトン尿症など
常染色体⇒ダウン症候群など
性染色体⇒クラインフェルター症候群・ターナー症候群など
☆感受性⇔抵抗力(後天的に獲得したものを免疫という)
☆各個体が共通してもつ一般的素因と固体により異なる個人的素因とがある。

⑥外因は生体の外部から作用して病気を引き起こす。
自然的環境:放射線-発がん・免疫能低下・生殖機能低下・放射線肺臓炎(特に甲状腺や血液)
生物的環境:ウイルス・クラミジア・リケッチア・細菌・真菌・原虫
文明的・技術的環境:(公害など…割愛)



まだまだ続く・・・(涙)

<これはあくまでも校内の試験対策の域の記録>