見た目ベテラン師長ですが看護学生でした!今は違いますけど!

看護学校に通っていました。日々の勉強について綴り、過去の仕事についての記録も。

バイタル測定の手順のみ-検温・脈拍・呼吸数・血圧(触診法及び聴診法)

物品準備 8品目(測定器がすぐに使える状態か、物品がそろっているかをチェック)

今から「患者名」さんのバイタル測定を行います
と、伝え測定しに行く


「患者名」さん、今日の体調を知りたいのでいくつか計測させてください
と、了承を得る

お食事、お風呂、運動の直後ではありませんか?
と、
少しお時間かかりますが、お手洗いに行かなくて大丈夫ですか?
を確認する

本人確認のため、お名前をフルネームでおっしゃってください

体温から測ります
と、伝え
腋の下に汗をかいていないですか?
と、問いかける

1分間計測する


脈を看たいので両手を出して下さい
と、伝え
橈骨動脈に示指・中指・環指をあて、左右差がないか5秒ほど確認する
脈拍数を測ります
と伝え、1分間脈を数える

引き続きその状態のまま1分間呼吸数を数える


(触診法で)血圧を測ります
と、伝え
右腕(が健側側でルートなしと仮定)で計測
橈骨動脈に示指・中指・環指をあてて(本来は脈が触れなくなったところだが形式上、手技が手順どおりにできるかどうかのテストなので)140を目安にエアーを送る
1脈拍につき2mm/Hgずつメモリを落としていき、脈が感じられたら一気にエアーを抜く
一旦、カフをとり、エアーを抜く

(聴診法で)もう一度測ります
と、伝え
前腕動脈に聴診器をあて、触診法の最高血圧+15~20を目安にエアーを送る
1脈拍につき2mm/Hgずつメモリを落としていき心音が聞こえ始めたメモリ(最高血圧)と聞こえなくなったメモリ(最低血圧)を読む
最低血圧が分かり次第一気にエアーをぬく


計測が全て終わりました
と、修了を伝え衣類を直す


記録と報告(以上を15分で完璧な手順で行う)



今回は根拠を記録しない。
実技テストのためだけの記録なのでw
脈音がちゃんと判って聞こえるかどうかは(2人で聴ける聴診器で)既にチェック済みなので、今回先生のチェックはないと思われる。
よって、測定値の正確さよりもきちんと手順どおりできるか、報告できるか、に重きをおかれていると思われる。